1. ホーム
  2. 水道コラム
  3. 急に起こる水トラブル!水漏れの修理はどこまで自分でできる?

水のトラブルに関するコラム詳細

急に起こる水トラブル!水漏れの修理はどこまで自分でできる?

日常生活において、「水」は欠かせない存在です。ご家庭でも、キッチンやトイレ、お風呂場など、水を使用する場所はたくさんあります。そんな水道から、急に水漏れが発生してしまった場合、どこまでご自身で修理ができるのでしょうか?

水漏れの修理は、専門知識が必要になる場合があり、間違った対処をしてしまうと被害がひどくなる場合もあります。

 

今回は、水漏れの対処法、修理を依頼すべき基準についてご紹介していきます。

 

水漏れの原因をチェック

まず、業者へ修理依頼をする前に水漏れの原因を調べてみましょう。原因が特定できれば、ご自身で直せる可能性があります。修理費用を抑えるためにも、予備知識は重要です。

主に水道から水漏れが発生する原因は以下の5点が考えられます。

  • 老朽化や内部パーツの破損
  • ナットなどの接続部品の緩み
  • 水道管や配管の破損
  • 配管パイプの詰まり

内部パーツやナットの緩みなどは、該当するパーツがわかっていればご自身で修理が可能です。ただし、締め方が緩かったり、取り付け方法を間違えたりすると状況を悪化させてしまう可能性があります。老朽化や水道管、配管の破損や詰まりに関しては、専門知識が必要になるため、素人だけで修理をするのは難しいでしょう。その場合は無理をせずに、業者へ修理依頼をしてください。

水漏れを修理できるかチェック/h4>
原因が把握できたら、次はご自身で水漏れを修理できるかの確認です。業者への修理依頼は、状況を把握し、ご自身での修理が難しいと判断してからでも遅くはありません。

水漏れが発生したのであれば、まずは止水栓・元栓を締め、これ以上の水漏れを防ぐようにしましょう。水漏れを放置しておくと被害が広がり、水道代が高くなってしまいます。止水栓や元栓を締めた後は、蛇口や配管の各接続部分に緩みがないかを確認しましょう。単純に接続部分が緩んでいるだけであれば、締め直すだけで水漏れが収まるので、修理を依頼する必要はありません。接続部分を締め直しても水漏れが止まらない場合は、止水栓の水量を少し弱めに調節してみてください。水の勢いを制御すると水漏れが止まることがあります。

これらの手段を試してみても、水漏れが改善されない時は、業者に修理依頼することをおすすめします。

水漏れ修理の費用をチェック

専門業者に修理を依頼する場合、気になるのが費用の相場です。簡単なパーツ交換であれば、比較的安く済むこともあるので、まずは見てもらうことが先決でしょう。

  • 蛇口交換・・・1~3万円
  • 蛇口修理・・・0.5万円~2万円
  • 配管交換・・・0.5万円~1.5万円
  • 配管修理・・・0.3万円~2万円

上記の金額は、あくまで相場です。水漏れ修理の費用は依頼する業者によって大きく異なります。中には、悪徳業者も存在します。良心的な費用で修理してくれる業者を事前に見つけることが望ましいでしょう。

・悪徳業者に「ぼったくり」されないために

近年では、過剰なまでのサービス価格競争や激安価格をうたっている水道業者が見受けられます。実際に、「サービスや作業の質が悪い」「依頼した箇所以外も修理を促された」などの声が挙げられています。緊急の水トラブルに対応できる水道業者には、ある程度の適正価格があります。緊急対応をする分、若干割高ではあります。しかし、その分迅速な対応、作業の質、サービスの質が高いことも確かです。

費用が心配な場合は、まずは電話をしてみてください。修理が必要かどうか判断するためにも、電話相談は大切です。ほとんどの業者が電話で無料見積もりを行ってくれるので良い判断材料にもなるでしょう。

水漏れ修理を依頼する基準

水漏れは、ご自身で「直せる」「直せない」という判断基準があります。その基準を超えている場合は、無理をせずに水道業者への依頼が望ましいでしょう。

ご自身で修理できる判断基準は、以下の4点です。

  • 水漏れの勢いが弱い
  • 部品が外れているだけ
  • 修理箇所が取り外し可能
  • 簡単な部品交換だけで解決できる

しかし、少しでも不安に思う方は、水道業者へ依頼した方が、水漏れの被害が最小限で済むでしょう。

水漏れトラブルは放置している時間が長いと、被害が大きくなったり、水道代が嵩んだり、さらには水漏れの勢いが強くなる可能性も考えられます。ご自身で修理できる判断基準を超えていると感じた場合は、すぐに水道業者へ修理依頼をしましょう。

急な水漏れトラブルでも、落ち着いて原因を突き止めれば確かな対処ができます。慌てずに、速やかな行動がいちばんの解決への近道です。ご自身では修理ができないと判断した場合は、水道業者へ依頼をしてください。中には悪徳な水道業者も存在するため、確かな判断力が必要です。